「おなかいっぱい」がわからない?

「あーおいしかった。まんぞく、まんぞく。

 

おなかいっぱい、ごちそうさまでした。」

 

 

私たちおとなにとっては、この、

 

おなかがいっぱいになることってあたりまえですよね。

 

 

でもね、3ヶ月未満のあかちゃんは、

 

この「おなかいっぱい」という感覚がちゃんとはたらかないんだそうです。

 

 

あかちゃんは、「もうおなかいっぱいだから飲むのをやめよう」

 

とは、おもわないんですね。

 

 

それじゃあ「母乳をのませているときに飲むのをやめるのはどうして?」

 

っておもいますよね。

 

 

それは、あかちゃんが「おなかがいっぱいになったよー。」

 

とおもっているのではなくて、

 

「ん?なんか味がかわったぞ?

 

コクのあるおっぱいだなあ。」

 

というふうに、母乳の味の変化が、飲むのをやめるきっかけになっているそうです。

 

 

母乳の成分や、味は、あかちゃんに合わせて変化するんです。

 

私は、これを知ったとき、ちょっとおどろきました。

 

 

だって、「あかちゃんにあわせて変化するだなんて、

 

母乳ってなんてよくできてるのー。

 

この子のためのオーダーメイドの食べ物じゃない!」

 

って感じですね。

 

 

月齢が低いときには少ししか飲めないから、

 

それでも大丈夫なように、カロリーの高い母乳。

 

 

飲み始めは、ちょっと甘くて、さらっとしていて、

 

あかちゃんが飲みやすい母乳。

 

 

こんな母乳が、月齢がすすんだり、

 

飲みすすめたりすると、成分や、味を変えるのだそうです。

 

 

母乳は、あかちゃんにあわせて変化しているんですね。

 

すごい!もうびっくりです。

 

あかちゃんは、飲んでいるうちに、この味の変化を感じとって、

 

飲むのをやめるんですね。

 

 

こんなママいませんか?

 

「おっぱいを飲ませおわったあと、

 

寝かせようとしても泣くから、ミルクをあげてみたの。

 

そしたら、ミルクを全部のんで、ぐっすりねむったの。

 

やっぱりおっぱいがたりなかったんだわ。」

 

って思っているママ。

 

 

あかちゃんがミルクを全部飲んでしまうのは、

 

おっぱいがたりなかったからじゃないんですよ。

 

 

あかちゃんは、「おなかいっぱいがわからない」んです。

 

だから、口のなかにはいってきたものをちゅぱちゅぱ本能で吸っているんです。

 

あなたの指でも一生懸命吸いつきますよ。

 

そして、ミルクがなくなるまで、吸いつづけるんです。

 

おっぱいが足りないからじゃないんです。

 

 

でも、あなたが心配になる気持ちもわかります。

 

だって、おっぱいやったばっかりなのに、

 

泣いてばかりなんてやっぱりおかしい!

 

っておもってしまいますよね。

 

 

私のあかちゃんも最初は泣いてばかりでした。

 

 

おっぱいをのませるとウトウトするから、

 

もういいのかな?とおもって乳首をはずすと泣く。

 

飲み終わって眠そうだから、おふとんに置こうとすると泣く。

 

だっこして、ゆらゆらしているのに泣く。

 

ほんと、一日中泣いてばかりでした。

 

 

そんなとき、私がどうしたかというと、

 

だっこして、乳首をくわえさせていました。

 

 

そのころの私は、

 

「あかちゃんはおなかいっぱいがわからない」ということを知りませんでした。

 

だから、「おっぱい足りないのかもしれない」

 

という不安を抱えながら母乳を飲ませていました。

 

 

乳首をくわえている間だけは、泣かないから、

 

乳首をくわえさせていた、というかんじです。

 

 

「あかちゃんはおなかいっぱいがわからない」ということを

 

もっとはやく知っていれば、あんなに不安にならずにすんだのにと思います。

 

 

だからあなたは、おぼえていてくださいね。

 

 

「あかちゃんはおなかいっぱいがわからない」ということを知っていると、

 

「おっぱい足りてないのかも?」という

 

漠然とした不安がちょっとやわらぐかもしれませんね。