ここはあんしんでちゅか?

あなたのあかちゃんがまだ胎児ちゃんだったころ、

 

あなたのおなかの中にいたころ、

 

胎児ちゃんはどんな環境にいたんでしょうね。

 

 

ちょっと想像してみましょう。

 

 

いつもあなたの声が聞こえるおなかの中。

 

いつもあなたといっしょ。

 

子宮のなかはせまくってぎゅっと抱きしめられているみたい。

 

いつも羊水に守られていて、

 

へその緒から栄養をもらっている。

 

あなたの声が聞こえて、安心で、守られていて、満ち足りている。

 

 

あかちゃんは、こんな環境に10ヶ月もいたんですね。

 

そして、おなかの外は・・・?

 

いつも自分を守ってくれていた羊水はもうない。

 

ぎゅっとせまい場所で安心してたのに、

 

急に広い場所にでてきちゃった。

 

ママの声もなんだかとおいよ。

 

 

えーん。えーん。ここはどこ?

 

さびしいよ。不安だよ。ママはどこ?

 

あかちゃんはこんなふうに泣いているんですね。

 

 

あかちゃんが泣くと私たち大人は、

 

「おなかがすいたのかな?

 

オムツがきもちわるいのかな?」

 

ってすぐおもいますよね。

 

 

でも、あかちゃんに言わせれば、

 

「おなかもすいてなくて、

 

オムツもよごれてないけど、

 

なんだか不安なの。ぎゅって抱っこされたいの。

 

ママの声をちかくでききたいの。」

 

ってこともあるんじゃないのかな?

 

 

だって10ヶ月も快適に過ごしてきたのに、

 

今は、ぜんぜん違う場所にいるんだもの。

 

 

私たち大人にとっては、無事にうまれてきてくれてよかった。

 

うれしい、うれしい、だけど、

 

あかちゃんにとっては、

 

なんだか不安なとこにきちゃったなあって感じじゃないのかな?

 

 

あかちゃんは、不安なんです。

 

安心したいんです。

 

あなたの声を近くで聞きたいんです。

 

だからおぎゃー、おぎゃー泣いているんですね。

 

眠りたくても、不安で眠れないんです。

 

 

だから抱っこしてあげてください。

 

昔は、「抱きぐせがつく」なんていわれたこともあったけど、

 

今は、スキンシップの大切さが注目されています。

 

 

あなたのかわいいあかちゃん。

 

たくさん抱っこしてあげてください。

 

 

あかちゃんは生まれる前は、あなたとへその緒でつながっていました。

 

生まれた後は、あなたと見えないへその緒でつながっている。とおもってみたら?

 

見えないへその緒でつながっているとおもえば、

 

あかちゃんだけおふとんに寝かそうとするとパチッと目をさまして泣きだすのもわかりますよね。

 

おふとんに寝かされると、あなたは赤ちゃんの遠くに行っちゃって、

 

見えないへその緒は切れちゃうからね。

 

 

あかちゃんにとっては、おっぱいを飲んでいるときは、

 

最高のとき、至福のとき、なんです。

 

 

ママにだっこされて、ぎゅっとされて安心。

 

あったかくって安心。

 

ママの声が近くに聞こえて安心。

 

本能的にちゅっちゅっちゅっとしたいのが満たされて満足。

 

子宮の中で、ゆびしゃぶりをしていたような

 

安心できる、満たされた環境ですね。

 

 

だから、あかちゃんが泣いたら、

 

あかちゃんを安心できる、満たされる環境にしてあげてください。

 

 

だっこして、おっぱいをのませてあげてください。

 

 

あかちゃんに、おなかの外も、安心できる場所だよって

 

教えてあげてください。

 

 

あかちゃんがおなかの外も安心なんだとわかることが、

 

あかちゃんのこころをすこやかにそだててくれます。

 

 

こころのすこやかな乳児が、

 

こころのすこやかな幼児へとそだっていきます。

 

 

だから、あかちゃんをいっぱいだっこしてあげましょうね。